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カツラの葉っぱ 大好き!

カツラの葉っぱ 大好き!

縄文人の世界R13

<縄文人の世界R13>
図書館で借りた『縄文の思考』という新書を読んだところです。
これまで読んだ本、テレビ番組などを以下に並べてみるが・・・
縄文人の世界がおぼろげながら見えてくる気がします。

・「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界文化遺産に登録(2021年NHK)
・『びっくり! 縄文植物誌』(2020年刊)
・『(耕論)縄文、若者もハマる』(2019年デジタル朝日)
・縄文人はどう生きたか。(Discover Japan 9月号)(2018年刊)
・ぐるぐる博物館(2017年刊)
・『知られざる縄文ライフ』(2017年刊)
・『文明に抗した弥生の人びと』(2017年刊)
・『縄文の思想』(2017年刊)
・『アイヌと縄文』(2016年刊)
・アジア巨大遺跡(第4集)縄文 奇跡の大集落(2015年放映)
・『(日本人)』(2012年刊)
・『新説・あなたの知らない岡本太郎』(2011年刊)
・『縄文の思考』(2008年刊)
・『イネが語る日本と中国』(2003年刊)
・『縄文農耕の世界』(2000年刊)
・『日本人のルーツ』(2000年刊)
・『「王権誕生」日本の歴史第2巻』(2000年刊)
・『縄文人は飲んべえだった』(1995年刊)
・『倭人の登場』(1985年刊)
・『栽培植物と農耕の起源』(1984年刊)
・『稲を選んだ日本人』(1982年刊)

ナラ林文化領域

R13:『「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界文化遺産に登録』を追加
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「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界文化遺産に登録の見通し
『びっくり! 縄文植物誌』2:人類は日本列島にいつ来たのか?
『びっくり! 縄文植物誌』1:ウルシの旅
(耕論)縄文、若者もハマる
『縄文人はどう生きたか。(Discover Japan 9月号)』4:縄文の美を発見した岡本太郎
『縄文人はどう生きたか。(Discover Japan 9月号)』3:三内丸山遺跡
『縄文人はどう生きたか。(Discover Japan 9月号)』2:縄文のデザイン
『縄文人はどう生きたか。(Discover Japan 9月号)』1:気になった土偶たちや土器

『ぐるぐる博物館』2:茅野市尖石縄文考古館

『知られざる縄文ライフ』3:縄文人はどこから来たの?
『知られざる縄文ライフ』2:縄文の美の発見者
『知られざる縄文ライフ』1:鬼界カルデラで大噴火があり

『文明に抗した弥生の人びと』4:水田をいとなむ社会
『文明に抗した弥生の人びと』3:農耕社会の登場
『文明に抗した弥生の人びと』2:縄文時代、縄文人について(続き)
『文明に抗した弥生の人びと』1:縄文時代、縄文人について

『縄文の思想』2:海民の誕生
『縄文の思想』1:北海道の住人

『アイヌと縄文』3
『アイヌと縄文』2:ニブタニ時代(鎌倉時代以降)のアイヌ
『アイヌと縄文』1:続縄文文化や水稲耕作

『イネが語る日本と中国』1:長江流域の遺跡から出土したイネp8~10
『イネが語る日本と中国』2:長江流域、江南の地の農耕風景p46~50
『イネが語る日本と中国』3:イネはいつ、どこから来たか
『イネが語る日本と中国』4:日中のいろんな酒p196~198

『(日本人)』2:新渡戸の『武士道』
『(日本人)』1:新渡戸の『武士道』
『(日本人)』1:農耕の発祥
『新説・あなたの知らない岡本太郎』1

『縄文の思考』3:ムラの生活
『縄文の思考』2:縄文語や縄文文化
『縄文の思考』1:記念物=モニュメント

『縄文農耕の世界』1 <ヒエは日本列島原産か>p84~86、<イネはあったか>p103~107
『縄文農耕の世界』2 <「海上の道」の痕跡をどう証明するか>p124~126、<日本列島を巡る複数の縄文街道>p133~134
『縄文農耕の世界』3 <ヒトに撹乱されてできた耕地>p171~173
『縄文農耕の世界』4 <第2章 縄文農耕の実像にせまる>p82~83、<ヒエは日本列島原産か>p84~86
『縄文農耕の世界』5:縄文農耕の概要p16~18
『縄文農耕の世界』6:水田稲作の渡来p82~85

『縄文人は飲んべえだった』3:根強い日本人南方起源説
『縄文人は飲んべえだった』2:落葉広葉樹林が育てた縄文文化
『縄文人は飲んべえだった』1:日本語の起源

『倭人の登場』2:始皇帝、武帝の時代の朝鮮半島
『倭人の登場』1:東シナ海横断ルート

『日本人のルーツ』1

『「王権誕生」日本の歴史第2巻』4:エピローグp348~349
『「王権誕生」日本の歴史第2巻』3:戦争のはじまりp126~128
『「王権誕生」日本の歴史第2巻』2:水稲農耕の伝来p50~51
『「王権誕生」日本の歴史第2巻』1:水稲農耕の伝来p44~48

『栽培植物と農耕の起源』1:前書き
『栽培植物と農耕の起源』2:クズとワラビp60~62
『栽培植物と農耕の起源』3:照葉樹林文化の遺産p68~73
『栽培植物と農耕の起源』4:雑穀というものp78~82
『栽培植物と農耕の起源』5:イネは湿地の雑穀p116~118、山棲みと平野型のイネ作農業p132~136
『栽培植物と農耕の起源』6:根菜農耕文化の成立と伝播についてp50~58

『稲を選んだ日本人』3:餅の禁忌について
『稲を選んだ日本人』2:稲を選んだ日本人
『稲を選んだ日本人』1:稲を拒否した日本人

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2021.5.26「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界文化遺産に登録の見通しより
 世界文化遺産への登録を目指している北海道と青森県、岩手県、それに秋田県に点在する「北海道・北東北の縄文遺跡群」について、ユネスコの諮問機関は世界遺産への登録がふさわしいとする勧告をまとめました。これにより、ことしの世界遺産委員会で世界文化遺産に登録される見通しとなりました。

「北海道・北東北の縄文遺跡群」は北海道と青森県、岩手県、秋田県に点在する17の縄文時代の遺跡で構成され、▼竪穴建物や掘立柱建物などが配置された青森市の「三内丸山遺跡」や、▼大小の石が環状に配置され「秋田のストーンサークル」と呼ばれる祭祀遺跡、秋田県鹿角市の「大湯環状列石」などが含まれています。

 国は、狩猟や採集、漁を基盤に人々が定住して集落が発展し、1万年以上続いた「縄文時代」の生活や精神文化を現代に伝えるもので普遍的な価値があるとして、ことしの世界文化遺産への登録を目指しています。
文化庁によりますと、ユネスコの諮問機関「イコモス」は、現地調査などの結果、4段階ある評価のうち最も高い、世界遺産に登録することがふさわしいとする「記載」の勧告をまとめました。

 これにより、「北海道・北東北の縄文遺跡群」は構成する17の遺跡がすべてことし7月にオンラインで開かれる世界遺産委員会で正式に世界文化遺産に登録される見通しとなりました。
勧告を受けて文化庁は午後8時から記者会見を開き、「我が国の貴重な文化遺産が国際的に高い評価を受けたことを喜ばしく思うとともに、地元の関係者の方々の努力に敬意を表したい。農耕以前に狩猟や採集を中心とした生活がこれほど長く続いていた点に価値があると伝えてきたので、そこが良い評価を得られてよかった」と話しています。

 国内では、今月10日に鹿児島県の奄美大島と徳之島、それに沖縄県の沖縄本島北部と西表島にある森林などが世界自然遺産への登録にふさわしいと勧告されていて、いずれも登録されれば日本の文化遺産は20件に、自然遺産は5件になる見通しです。

【縄文遺跡群とは】
「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、津軽海峡を挟んだ北海道と青森県、秋田県、岩手県に点在している17の縄文時代の遺跡で構成されます。
縄文時代草創期のおよそ1万5000年前から縄文時代晩期のおよそ2400年前にかけての、集落や貝塚、大規模な墓のほか、祭し用の遺構などが残されています。
それらの特徴から、この広大なエリアが1つの文化圏を形作っていたと考えられ、定住の始まりから発展、成熟に至る1万年あまりにわたる道のりを知ることができる貴重な遺跡群とされています。

 このうち道内には6つの遺跡があり、▼函館市の大船遺跡は、100棟を超える竪穴住居跡が見つかっている大規模な集落群です。
この遺跡からは、クジラやオットセイの骨やクリなどが出土していて、漁を行うとともに、森林の恵みも活発に利用していたことが分かります。
また、土坑墓と呼ばれる円形の墓も確認でき、当時の祭しや精神文化を知る上でも貴重な遺跡とされています。


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<『びっくり! 縄文植物誌』2>
図書館で『びっくり! 縄文植物誌』という本を、手にしたのです。
遺跡から出土するクリやウルシなどについて考察する考古植物学なるものがあるそうで・・・びっくりするわけでおます。



【びっくり! 縄文植物誌】


鈴木三男著、同成社、2020年刊

<「BOOK」データベース>より
縄文人たちは、こんな植物を、こんなふうに使っていた!その驚きの利用法を植物学者ならではの視点から突きとめ、知られざる縄文文化の世界を紡ぎだす。

<読む前の大使寸評>
遺跡から出土するクリやウルシなどについて考察する考古植物学なるものがあるそうで・・・びっくりするわけでおます。

rakutenびっくり! 縄文植物誌

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<(耕論)縄文、若者もハマる>
 考古学者の吉田泰幸さんがオピニオン欄で「文化ナショナリズムを駆り立てる四つの考え方」を説いているので、紹介します。


(吉田泰幸さんのオピニオンを4/09デジタル朝日から転記しました)


何度目かの「縄文ブーム」が到来している。「土偶女子」という言葉が生まれるなど、今回のブームは若い世代にも広がっているのが特徴だ。なぜ私たちは、縄文時代に引きつけられるのか。




■解釈に幅、右派も左派も 吉田泰幸さん(考古学者)

 考古学は戦後日本の文化ナショナリズムを強化する役割を果たしてきました。ただ、考古学がナショナリズムと結びつきやすいのは、世界共通の現象です。

 社会学者の吉野耕作は、文化ナショナリズムを駆り立てる考え方を四つ挙げています。「私たちと彼らは違う」という境界主義。歴史の古さに価値を置く原初主義。自分たちのルーツを強調する歴史主義。そして、日本に顕著な自民族周辺主義。自分たちが中心ではなく、周辺にいるからこそ特別とする考えです。

 縄文はこの四つが見事に当てはまります。「日本独自の文化」という境界主義、「1万年以上前」を強調する原初主義、「日本人のルーツ」の歴史主義、「東アジアの周縁だからこそ特別な存在」という自民族周辺主義を併せ持っています。旧石器時代は世界共通の時代区分ですし、弥生時代、古墳時代だと大陸文化の影響は否定できません。

 縄文は時期が長く設定され、わかっていることも断片的なので、想像や解釈が入り込む余地が大きい。だからいわゆる「右」も「左」も縄文を称揚できるのです。

 保守的な主張で知られた俳優の津川雅彦さんは、「縄文派」を自任し、日本人の「伝統」的な美点は縄文時代にさかのぼると考えました。一方、脱原発を唱え、安保法制反対デモにも参加した音楽家の坂本龍一さんは、現代社会の問題を解決できるものが縄文にあると考えています。同じ縄文から、どちらの解釈も引き出せてしまうのです。

 三内丸山遺跡の6本柱の復元建物は、その大きさ故に「縄文すごい」論にも結びつきます。復元はあくまで解釈の一つですが、あの姿になったプロセス、それがはらむ諸問題を考古学者がよく分析できていないのも問題です。

 これまでの考古学ブームは、藤ノ木古墳と古代史ブーム、吉野ケ里遺跡と弥生(邪馬台国)ブーム、三内丸山遺跡と縄文ブームなど、発掘調査報道とセットでした。でも、今の縄文ブームは、そうした大きな起爆剤がないところが特徴かもしれません。

 縄文展では、若い人も年配の人も土偶を見て「カワイイ」と言っていました。それも決して悪いことではなく、むしろ一過性のブームに終わらせないためにはどうすべきかを考えるべきです。

 映画「縄文にハマる人々」の監督・山岡信貴さんが「縄文を知るにはまずどこがお薦めですか」と聞かれて、「あなたの町の博物館」と答えたことには共感します。まず近くの博物館や郷土資料館で縄文のモノを見てみる。それをきっかけに、いきなり大きな話に飛びつかず、自分なりの理解をつくっていく。その過程を楽しむことをお勧めしたいです。(聞き手 シニアエディター・尾沢智史)

ウーム ニッポンも中韓のようなウリナラ文化ナショナリズムが芽生えてきた面があるのかも知れんなあ・・・でも土偶のカワイサにハマッた大使でおます♪

(耕論)縄文、若者もハマる吉田泰幸2019.4.09
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【縄文人はどう生きたか。(Discover Japan 9月号)】


雑誌、エイ出版社、2018年刊

<商品の説明>より
いま「縄文」が熱い注目を集めています。東京国立博物館では、特別展「縄文-1万年の美の鼓動」
が2018年9月2日まで開催中。会場には「縄文の美」を目がけて、多くの人々が足を運んでいます。
そもそも縄文時代が、実は1万年も続いたことを皆さんは知っていますか?
しかも縄文時代の人々は、自然と共存し、戦争もせず、サステイナブルな社会を築いていました。
そんな豊かな暮らしの中で生まれたのが、あの土器や土偶たち。その造形の美しさ、愛らしさ、不思議さに多くの人々が夢中になっています。

<読む前の大使寸評>
追って記入

amazon縄文人はどう生きたか。(Discover Japan 9月号)


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この本の冒頭が縄文考古館となっていて、縄文人がミニブームとなっている大使にとって、ツボが疼くわけでおます。

【ぐるぐる博物館】


三浦しをん著、実業之日本社、2017年刊

<「BOOK」データベース>より
人類史の最前線から、秘宝館まで、個性あふれる博物館を探検!書き下ろし「ぐるぐる寄り道編」も収録!好奇心とユーモア全開、胸躍るルポエッセイ。
【目次】
第1館 茅野市尖石縄文考古館ー私たちはつながっている/第2館 国立科学博物館ー親玉は静かに熱い!/第3館 龍谷ミュージアムー興奮!の仏教世界/第4館 奇石博物館ーおそるべし!石に魅せられた人々の情熱/第5館 大牟田市石炭産業科学館ー町ぜんぶが三池炭鉱のテーマパーク/第6館 雲仙岳災害記念館ー災害に備えつつ穏やかに暮らすということ/第7館 石ノ森萬画館ー冒険と希望の館で失神するの巻/第8館 風俗資料館ー求めよ、さらば与えられん/第9館 めがねミュージアムーハイテク&職人技の総本山/第10館 ボタンの博物館ー美と遊びを追求せずにはいられない

<読む前の大使寸評>
巻末を見ると、「月刊ジェイ・ノベル掲載分」を主に編集した本のようだが…編集者の企画が良かったのかも♪

rakutenぐるぐる博物館


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<『知られざる縄文ライフ』>
図書館で『知られざる縄文ライフ』という本を、手にしたのです。
火炎型土器、土偶、岡本太郎・・・この流れは、縄文人、縄文ライフにたどりつくわけで、この本をチョイスしたのです。
ぱらぱらとめくると、全ページにカラー画像満載のビジュアル本である・・・
とにかく、疲れてきたらビジュアル本でんがな♪


【知られざる縄文ライフ】


譽田亜紀子著、誠文堂新光社、2017年刊

<出版社>より
 現代を生きる私たちにとって、誰もが知っているようであまり知らない、縄文時代。
この本は研究から見えてきた縄文を、小難しいことを抜きにしてザックリ知るための縄文入門です。

 縄文時代ってどんな時代だったのでしょう?
1万年というとてつもなく長い年月の中、縄文人たちはどのように暮らしていたのでしょうか?
ご飯は? トイレは? 服はどんなものだった??
そんな身近な疑問をヒントにすれば、意外と知らなかった縄文時代をノゾキ見するための手掛かりがきっと見つかるはず。

<読む前の大使寸評>
ぱらぱらとめくると、全ページにカラー画像満載のビジュアル本である・・・
とにかく、疲れてきたらビジュアル本でんがな♪

rakuten知られざる縄文ライフ


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【文明に抗した弥生の人びと】


寺前直人著、吉川弘文館、2017年刊

<「BOOK」データベース>より
水田農耕や金属器などの新文化を、列島の在来社会はどう受け止めたのか。縄文の伝統をひく土偶や石棒など儀礼品や、打製石器に着目し、文明に抗う人びとを描く。大陸文明の受容だけでは説明できない弥生の実像に迫る。

<読む前の大使寸評>
大使の関心は、辺境ニッポンの長い縄文時代と、文明に抗した縄文人、弥生人とはいかなる者か?・・・に向かうわけでおます。

<図書館予約:(2/10予約、2/13受取)>

rakuten文明に抗した弥生の人びと


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<『アイヌと縄文』1>
図書館で『アイヌと縄文』という本を、手にしたのです。
弥生文化を選択した現代日本人にとってのアイヌ人、縄文人という視点が、太子のツボに響くわけです。


【アイヌと縄文】


瀬川拓郎著、筑摩書房、2016年刊

<「BOOK」データベース>より
アイヌこそが縄文人の正統な末裔であることが、最近のさまざまな研究や調査で明らかになっている。平地人となることを拒否し、北海道という山中にとどまって縄文の習俗を最後まで守り通したアイヌの人びと、その文化を見ていけば、日本列島人の原郷の思想が明らかになるにちがいない。交易、祭祀、葬制、遺跡とその遺物、言語などの多方面にわたる最新のアイヌ研究を総合し、弥生文化を選択した現代日本人にとって、ありえたかもしれないもうひとつの歴史を叙述する野心的試み。

<読む前の大使寸評>
弥生文化を選択した現代日本人にとってのアイヌ人、縄文人という視点が、太子のツボに響くわけです。

rakutenアイヌと縄文

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<『縄文の思想』>
図書館で『縄文の思想』という新書を手にしたのです。
岡本太郎が縄文の美を発見して以来、われわれは常に「縄文性」が気になっているのではないか?


【縄文の思想】
縄文

瀬川拓郎著、講談社、2017年刊

<「BOOK」データベース>より
アイヌ・海民・南島…。縄文は、生きている!!!われわれの内なる「縄文性」に迫る、まったく新しい縄文論。

<読む前の大使寸評>
岡本太郎が縄文の美を発見して以来、われわれは常に「縄文性」が気になっているのではないか?

yodobashi縄文の思想


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カリフォルニア大学のジャレド・ダイアモンド教授も、農耕に頼らない縄文人の社会は従来の文明論を根底から揺さぶっていると言っていました。


アジア巨大遺跡(第4集)縄文 奇跡の大集落初回放送:2015年11月8日
土偶

 最終回は、日本人の原点とも言われる、縄文文化。その象徴が、青森県にある巨大遺跡、三内丸山である。巨大な6本の柱が並ぶ木造建造物や長さ32メートルもの大型住居など、20年を超える発掘から浮かび上がってきたのは、従来の縄文のイメージを覆す、巨大で豊かな集落の姿だった。

 この縄文文化に、今、世界の注目が集まっている。芸術性の高い土器や神秘的な土偶、数千年の時を経ても色あせぬ漆製品。その暮らしぶりは、世界のどの地域でも見られない、洗練されたものとして、欧米の専門家から高い評価を獲得している。さらに、世界を驚かせているのが、その持続性。縄文人は、本格的な農耕を行わず、狩猟採集を生活の基盤としながら、1万年もの長期にわたって持続可能な社会を作りあげていた。こうした事実は、農耕を主軸に据えた、従来の文明論を根底から揺さぶっている。

 なぜ、縄文は、独自の繁栄を達成し、1万年も持続できたのか。自然科学の手法を用いた最新の研究成果や、長年の発掘調査から明らかになってきたのは、日本列島の豊かな自然を巧みに活用する、独特の姿だった。

 さらに、縄文とのつながりを求めて、取材班が訪れたのは、ロシアの巨木の森。そして、地球最後の秘境とも言われるパプアニューギニアで進められている、縄文土器の謎を探る調査にも密着。時空を超えながら、世界に類のない縄文文化の真実に迫っていく。


農耕とは地球の自然を人為的に破壊するという側面もあるわけで・・・
ブラジルやアメリカのような過度な農耕は地球環境に良いわけないのです。
ジャレド・ダイアモンド教授の大局的な慧眼は、そのあたりに注目しているのかも。

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<『イネが語る日本と中国』>
図書館に予約していた『イネが語る日本と中国』という本を、待つこと5日でゲットしたのです。
図書館に予約するには、この種のやや専門的な本が狙い目かもね♪


【イネが語る日本と中国】
イネ

佐藤洋一郎著、農山漁村文化協会、2003年刊

<「BOOK」データベース>より
【目次】
1 ジャポニカのイネは中国生まれ/2 黄河と長江ー中国二つの顔/3 イネの遺跡・遺物/4 水稲の誕生/5 中国の稲作風景/6 イネ、日本に至る/7 占城稲のゆくえ/8 現在水稲品種の系譜/9 米の日中比較

<読む前の大使寸評>
図書館に予約して5日後にゲットしたが、この種のやや専門的な本が狙い目かもね♪

<図書館予約:(3/19予約、3/24受取)>

rakutenイネが語る日本と中国

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『(日本人)』1という本で、かのジャレド・ダイヤモンドが農耕の発祥を語っているので、見てみましょう。

【(日本人)】
日本人

橘玲著、幻冬舎、2012年刊

<「BOOK」データベース>より
これまでの日本人論で「日本人の特殊性」といわれてきたことは、ほとんどが人間の本性にすぎない。世界を覆い尽くすグローバリズムの中で、日本人はまったく「特殊」ではない。従来の日本人論をすべて覆すまったく新しい日本人論。

<読む前の大使寸評>
目次を見てみると、興味深い項目が並んでいて、切り口の鋭さが表れているようで・・・ええでえぇ♪

rakuten(日本人)

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【新説・あなたの知らない岡本太郎】


ムック、マガジンハウス、2011年刊

<出版社>より
ムックにつきデータ無し

<読む前の大使寸評>
雑誌『カーサ ブルータス』の特別編集ムック・シリーズとのことであるが・・・大型本の全篇に画像満載であり、ええでぇ♪
ぱらぱらとめくると、太郎さんの家の内外の写真が多く、興味深いのです。

rakuten新説・あなたの知らない岡本太郎


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<『縄文の思考』>
図書館で『縄文の思考』という本を、手にしたのです。
大陸に比べて、長く続いた日本列島の縄文時代であるが・・・
中華文明が栄えていたころの日本列島の縄文文化はどんなだったかと思うわけです。


【縄文の思考】


小林達雄著、筑摩書房、2008年刊

<「BOOK」データベース>より
縄文土器を眺めると、口縁には大仰な突起があり、胴が細く、くびれたりする。なぜ、縄文人は容器としてはきわめて使い勝手の悪いデザインを造り続けたのか?本書では土器、土偶のほか、環状列石や三内丸山の六本柱等の「記念物」から縄文人の世界観をよみとり、そのゆたかな精神世界をあますところなく伝える。丹念な実証研究に基づきつつ、つねに考古学に新しい地平を切り拓いてきた著者による、縄文考古学の集大成。

<読む前の大使寸評>
大陸に比べて、長く続いた日本列島の縄文時代であるが・・・
中華文明が栄えていたころの日本列島の縄文文化はどんなだったかと思うわけです。

amazon縄文の思考

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<『縄文農耕の世界』4>
図書館で『縄文農耕の世界』という本を手にしたのです。
なんか既視感のある本やけど、まいいかと借りたのだが・・・
帰って調べてみたら1ヵ月前に借りていたことが判明したのです(イカン イカン)


【縄文農耕の世界】
縄文

佐藤洋一郎著、PHP研究所、2000年刊

<「BOOK」データベース>より
 農耕文化は従来弥生時代の水田稲作の渡来が起源とされてきた。だが三内丸山をはじめ縄文遺跡で発掘されるクリは栽培されたものではないか?縄文人は農耕を行っていたのではないか?著者によれば、「ヒトの手が加えられるにつれ植物のDNAのパターンは揃ってくる」という。
 その特性を生かしたDNA分析によって、不可能とされていた栽培実在の証明に挑む。本書では、定説を実証的に覆した上で、農耕のプロセスからそれがヒトと自然に与えた影響にまで言及する。生物学から問う新・縄文農耕論。

<読む前の大使寸評>
なんか既視感のある本やけど、まいいかと借りたのだが・・・
帰って調べてみたら1ヵ月前に借りていたことが判明したのです(イカン イカン)

rakuten縄文農耕の世界


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<『日本人のルーツ』2>
図書館で『日本人のルーツ』というニュートン・ムックを、手にしたのです。
大使は、日本人のルーツは南方系にあるだろうと漠然と思っているのだが・・・
そのあたりの確証を得たいわけでおます。


【日本人のルーツ】
ニュートン

ムック、ニュートンプレス、2000年刊

<「MARC」データベース>より
日本人はいつ、どこからやってきたのか。血液型が示す日本人の足跡、遺跡・遺物が語る日本人のルーツ、モンゴロイドの大移動などから日本人の起源を探る。『Newton』誌上に発表してきた文章をまとめる。

<読む前の大使寸評>
大使は、日本人のルーツは南方系にあるだろうと漠然と思っているのだが・・・
そのあたりの確証を得たいわけでおます。

amazon日本人のルーツ

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【「王権誕生」日本の歴史第2巻】


寺沢薫著、講談社、2000年刊

<「BOOK」データベース>より
水稲は、列島をどのように変えたのか。なぜ、戦争が始まったのか。群雄割拠した国々は、いかに統合され、王権成立へと至ったのか。そのとき卑弥呼はどこにいたのか。最新の考古学が古代の謎を解く。

<大使寸評>
この本は父親の蔵書を継ぐものであるが・・・
水稲は、列島をどのように変えたのか。なぜ、戦争が始まったのかと、とにかく読みどころが多いのである。

Amazon「王権誕生」日本の歴史第2巻


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<『縄文人は飲んべえだった』>
図書館で『縄文人は飲んべえだった』という文庫本を、手にしたのです。
先日『知られざる縄文ライフ』という本を読んだが、その勢いでこの本を読んでみようと思ったのです。
それにしても、「ハイテク考古学」という視点がいいではないか。

この本は『週刊朝日』91~92年に連載した記事をもとに加筆して文庫化しているそうだが、なかなか目を引く構成になっています。


【縄文人は飲んべえだった】


岩田一平著、朝日新聞出版、1995年刊

<「BOOK」データベース>より
バイオ、CGなど最新技術が古代史研究を塗り変えた。ユニークで斬新な「ハイテク考古学」の視点から、言語学、環境考古学の研究動向をふまえ、日本人のルーツ、縄文人の食生活、など数々の謎に迫る。話題の三内丸山遺跡についてもふれた“古代史マジカル・ミステリー・ツアー”へようこそ。

<読む前の大使寸評>
先日『知られざる縄文ライフ』という本を読んだが、その勢いでこの本を読んでみようと思ったのです。
それにしても、「ハイテク考古学」という視点がいいではないか。

rakuten縄文人は飲んべえだった


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【倭人の登場】
倭人

森浩一編、中央公論社、1985年刊

<「BOOK」データベース>より
中国の文献史料に現われる「倭人」とは何者か―。東アジアの舞台に登場したわれらの祖先の目をみはる活動を、新しい考古・歴史資料にもとづき、壮大な視野のもとによみがえらせる。

<大使寸評>
この本は父の蔵書を受け継ぐものですが・・・・
古書なので、楽天オークションのデータです。

楽天倭人の登場




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<『栽培植物と農耕の起源』>
図書館で『栽培植物と農耕の起源』という新書を手にしたのです。
中尾佐助さんと言えば、照葉樹林文化論を唱えた第一人者として大使が尊敬している学者だから、この新書もいけてるのではないかと期待するわけでおます♪


【栽培植物と農耕の起源】
農耕

中尾佐助著、岩波書店、1984年刊

<「BOOK」データベース>より
古書につき、データなし

<読む前の大使寸評>
中尾佐助さんと言えば、照葉樹林文化論を唱えた第一人者として大使が尊敬している学者だから、この新書もいけてるのではないかと期待するわけでおます♪

rakuten栽培植物と農耕の起源


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<稲を選んだ日本人>
図書館で『稲を選んだ日本人』という本を、手にしたのです。
注目点は要するに、水稲耕作という文化衝撃に抗った縄文人がいたのではないか?と思うわけです。


【稲を選んだ日本人】


坪井洋文著、未来社、1982年刊

<「BOOK」データベース>より
古書につきデータなし
 
<読む前の大使寸評>
注目点は要するに、水稲耕作という文化衝撃に抗った縄文人がいたのではないか?と思うわけです。

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